そもそも好き嫌いがあっても生きられます。デメリットもありますが、ひどい偏食でなければ他の食品で代用して栄養を摂れば良いだけで無理に好き嫌いをなくす必要がないのかもしれません。それでも嫌いな食べ物が多いと多少生きづらいことは事実…子どもであれば、なんとか好き嫌いを今のうちに減らしてあげたいと思いますよね(アレルギー等病気の場合はもちろんこれらに該当しません)
私の好き嫌いが激しい幼少期〜学童期時代
私が子どもの頃は、嫌いなものが多くて3人兄弟だったのですが私一人だけ偏食が過ぎました。その事で親を困らせていたに違いありません。離乳食では好き嫌いは全くなかったのに、幼少期からは野菜全般嫌い、豆類、きのこ類も嫌い、全く食べない子どもでした。それでも幼稚園はお弁当なのでなんとか過ごせましたが、小学校は給食でしたので、全く手をつけられない毎日…牛乳を飲むとお腹壊す子どもだったので牛乳も飲めずに常にお腹ペコペコ。(白米とパンと肉魚は食べれたのは救い)さらに当時は給食を完食しないと教室に居残りさせられたので、お昼休憩は返上。次の授業が始まる際に先生に呆れられて「片付けてこい」と言われる始末…。これ毎日です。でもお昼はやりたくもないドッジボールをやらされたり冬は寒いのに運動場に追いやられたりするので、男子にからかわれたりはしながらも、私はこの状況を内心ラッキーなんて思ってました😅なかなかメンタル強めな子どもだったんですね
大人になった今の偏食状況は
ほぼ嫌いなものは無くなりました。大人になると嗜好も変化し嫌いなものも減っていくとも言われています。私も調理法や鮮度によっては食べられないものもありますが、子どもの頃に嫌いだったもので今も絶対食べられないものは「レーズン」だけです。大人になってから出会ったもので新たにできた食べられない食材はあります。「セロリ」「パクチー」「白子」「レバー」とかですかね…。
どうやって好き嫌いが減ったのか
①色々な調理方法で食べてみる
私の経験談ですが、これ自然に治ったわけではないんです、そして自分の努力で治ったわけでもありません。お恥ずかしいのですが…全て親のおかげです。母親は料理が得意でしたので、色々な調理方法で私の好きそうな味付けで苦手な野菜を入れつつ作ってくれました。また、それでも一口食べてやっぱりまずい!食べられない!と思ったとしても決して怒ったり無理強いして食べさせることはしませんでした。今となっては嫌悪学習というのもあるので理にかなっていたんですね。(嫌悪学習=その食べ物で嫌悪を感じると次から食べられなくなる。こうなると挽回するのは非常に困難)
②食べることができた料理で嫌いな食材に慣れる
その内に、嫌いな食材が入っていてもこの料理なら美味しい!食べられるというものが出てきました。その後は(その料理のみに限って)食べる楽しさと嫌いな食材も克服できた嬉しさで苦手意識は段々と薄れていきました。
③他の料理にも挑戦できる
その後たとえば苦手なものが出てきても、その食材に対してのネガティブイメージが薄れているので、少し食べてみようかなという気持ちになり、思ったより食べれるかもしれないとポジティブに捉えられるようになっていきます
④食べられないとしても次の機会にも挑戦できる
その際食べられない料理であったとしても、本人は食べられる料理を他に知っているので、これは食材の質が原因か料理の腕なのか調理法の問題で食べられないのか考えられるようになって、食材自体に対する嫌悪というものがなくなっています。めげずに次に出会う料理にも食わず嫌いにはならずに立ち向かうことが出来ます
好き嫌い克服のきっかけレシピ
【茄子】茄子ボートのひき肉味噌焼
《材料》なす、玉ねぎ、ひき肉、チーズ、調味料(味噌、酒、みりん、砂糖)
《作り方》
①茄子を縦半分にカットして中身をくり抜く。器側の茄子は水に浸してアク抜きを
②玉ねぎとくり抜いた茄子を微塵切りしてひき肉と炒める
※玉ねぎ嫌いなら新玉ねぎ使用、細くした玉ねぎからしっかり炒めて次に茄子をしっかり炒める(嫌いな食材の存在を消していく)
③⑵に調味料を入れ炒める
④くり抜いた器側に⑶を詰めて、チーズを乗せて焼きます。オーブンでも魚グリルでもフライパンでもOKです
※茄子の皮目に切れ目を付けて、油を塗ってとろけるくらいまで焼くとさらに食べやすいです
【ピーマン】ピーマンの肉詰め
《材料》ピーマン、ハンバーグの材料(ひき肉、卵、薄力粉、パン粉、玉ねぎ、塩こしょう)、中濃ソース、ケチャップ
《作り方》
①ハンバーグをタネを作る
②ピーマンを縦半分にしてレンチンして柔らかくする ※嫌い度合いによって省いてもOK
③⑵のピーマンの内側に薄力粉を振るい、タネを詰める
④両面よく焼く
⑤ソースとケチャップを和えてからフライパンに投入し味付けする
他の食材についてのレシピは次回